ブルーな毎日

大学1年生の女子です。普段話している私とは全く違う私かもしれないけど受け入れてもらえたら幸せです。

デビュー

大学生は飲みサーに入って毎週末ウェイウェイするものなんだ、って大学に入ってから高校の友達の近況を聞いて知った。

 

 

特に経済学部とかなんて、もう本当にひどいもんだ。偏見かもしれないけど。

 

 

 

 

 

打って変わってわたしは、ラジオを愛する者たちが入るサークルとお笑い劇団として活動するサークルに入った。健全だ。

 

 

 

 

どちらのサークルもわたしを導いてくれたのは他学科のキュートすぎる女の子、Yだ。

 

 

Yとは大学の学食で初めて会った。

一目見てフィーリングを感じたし、なによりルックスがキュートすぎて釘付けだった。

 

 

 

彼女がまず、ラジオを愛する者たちが集まるサークルに誘ってくれた。もともと興味はあったけど、なによりラジオを愛する者たちというよりはインキャたちというイメージが強すぎて、ウマが合わなそうだし躊躇してしまっていた。

 

Yと共にそのインキャサークルに入ってあわよくばわたしたちがオシャレサークルに改革しよう!!と意気込みながら体験入会に行った。

 

 

体験入会で特別ピンときたわけではないけど、まあ普通に入った。そしてオシャレサークルに改革する計画は自然消滅している。

 

 

 

もうひとつのお笑い劇団。大学の非公認サークルだが大学内外でも有名らしい。

でもわたしは全く知らなかった。

 

 

だがYはもともと知っていたらしく即入っていた。

 

 

わたしは大学生活が始まって数週間で、

あ、この大学は言うほど面白くないぞ。

って気づいてしまったので何か楽しいことをしたいと思っていた。

 

 

 

そこにお笑い劇団。

 

 

ナイスタイミングすぎる。

 

 

 

即入りたいと申し出た。しかしわたしは演技経験がいっさい無いし、別に今から役者になりたいという願望もない。

 

 

そこでわたしは裏方を志願してそのサークルに入ったのだった。

 

 

こないだの教室公演ではほぼ観客と同じようにただ見ることしかできなかったけど

一応準備などを手伝った。

 

 

脚本もとても面白くて、才能ある人たちの一員になれたことがじわじわ嬉しかった。たくさんの時間を共有していたらいつのまにかその才能を吸収できそうな感じがした。

 

 

 

 

しかしいつのまにか、次の教室公演で演者として参加することになっていたのだ!!

 

 

 

しかも役を聞いて驚く。

 

 

 

「生徒からカカシと間違えられてる校長先生」

だ。

 

 

いくらお笑いだとしてもこの設定は滅茶苦茶すぎる。意味がわからなくて吹き出す。

 

 

 

 

今日初めて演者で集まって軽く合わせたのだが、本番は一週間後だ。

 

 

どうにもできる気がしなくて、不安だ。

 

わたしの初の演者デビューが生徒からカカシと間違えられている校長先生役だなんて、不安だ。

 

 

 

とりあえず全力で頑張るしかなさそう。。