ブルーな毎日

大学1年生の女子です。普段話している私とは全く違う私かもしれないけど受け入れてもらえたら幸せです。

微妙な告白

今日は高校の男友達と二人で遊んだ。

 

 

前々からわたしに気があるのだろうか?とうすうす勘付いていたし周りからも指摘されていたが、まず性格が合わない(でもなぜか仲は良いのだが)ので恋愛対象ではないし

わたしには今恋人がいるので気づかないふりをしていた。

 

 

 

しかし、そんな彼から先日「大学で気になる女の子ができたから相談に乗ってほしい」と言われた。

 

 

わたしは今までの勝手な思い上がりが急にとても恥ずかしくなって、その罪滅ぼしといってはなんだが 「ぜひとも!!!」という形で遊ぶことになった。

 

 

しかし、そもそもわたしは恋愛が苦手なので恋愛相談などは専門外だ。

 

 

「どうLINEを返したらいいかわからないから一緒に考えてほしい」とよく言われるのだが

わたしはLINEが大の苦手だ。

 

 

なので当日のわたしはかなりテンションが下がっていた。でもドタキャンは良くないからちゃんとコンタクトをつけてちゃんと家を出た。

 

 

待ち合わせ場所まではバスで行けば安いし早いので

よしバスだ!

と心に決めて家を出た。

 

わたしはふだんあまり乗らないけれど、バスが好きだ。

 

青色が好きだからかもしれない。(わたしの地域の市バスは椅子が青色です)

 

 

バス停には4分前に着いた。しかし待っても待ってもバスは来ない。

何かがおかしい。

アプリで確認したらわたしは完全に違うバス停でくるはずもないバスを待っていたのだ。

 

 

この時点でさらにテンションが下がった。

 

しかも次のバスは一時間後に来る。

 

わたしのテンションはあまりにも下がりすぎていた。

 

 

 

しかたなく駅へ向かう。乗り換え1回だけだしまあいいかと思った。

 

 

乗り換え駅の改札を出ようとすると料金不足の文字。残金32円だった。

 

またもやテンションは下がる。 

 

 

めんどくせえな〜と思いながらチャージしようとしたらいくら探しても財布が見つからない。

 

 

そう、財布を家に忘れていたのだ。

 

 

もうわたしのテンションは地下12階くらいにあった。

 

 

彼に電話したらもう彼は待ち合わせ場所についてしまっていた。

 

 

何度も謝って家へ戻らせていただいた。

 

 

予定より30分遅れてなんとか待ち合わせることができた。

 

 

そんなスタートを切った今日だったが、まあ二人で遊ぶのは普通に楽しかった。

 

 

適当にお店をぶらぶらして服や雑貨を買った。タピオカも飲めたから満足^^

 

 

 

だが最後に夜ご飯を食べている時、

 

 

「やっぱり好きな子のLINEをどう返したらいいかわからない」と言われた。

 

 

その言葉に「わたしはLINEも気楽に返せないような人のことを好きになるなんて絶対にないからその悩みはわからない。」と正直に誠実に答えた。

 

 

すると彼は

「じゃあ僕のLINEはすぐ返してくれてるよね?僕のこと好きになってくれるの?」

と言ったのだ。

 

 

 

いや、あまりにも急すぎる。

 

 

 

 

「なんでそんな急にぐいぐいくる?!おまえどうした?!しかもその説、ちょいと無理やりすぎねえか?」

 

 

とはもちろん言わずに

 

 

「いや、え、それは、、、」と詰まってしまった。

 

 

 

 

実は彼はわたしに恋人がいることを知らなかったのだ。

 

 

自分の恋の話を積極的に報告してくるタイプの人間がよくいるが、わたしはそんなこと絶対にできない。恥ずかしいしまずわたしの恋なんて誰も興味ないと思う。

本当に仲の良い女友達にさえも、自分の恋の話はたまにしか話せないほどだ。

 

 

 

だからわたしは2人で遊んでいる最中も全く恋人の話を出さなかった。

 

 

 

でも彼のこの急なぐいぐいモードを見て

やっぱりわたしに気があるのだろうか?と思った。

彼の表情を見てからは、ほぼ確信に変わっていた。

 

 

それはあまりにも最悪すぎる。わたしが。

 

 

彼を弄んでるような罪悪感が急にわたしを包み込んだ。

 

いや、でももとは彼の恋愛相談に乗るためにわたしたちは会っているのだ。

 

なんなんだ?この状況、と思いながらもわたしは彼に恋人の存在を打ち明けることにした。

 

 

 

意外とあっさり打ち明けることができた。

 

 

「いやでもわたしいるもん。相手。」

 

 

 

 

彼は本当に驚いていた。

 

 

でも「やっぱりか」とも言っていた。少しずつ勘付いてはいたらしい。

 

 

相手の名前も2発目で当てていた。お見事。

 

 

そのあとはかなり気まずさを感じたのだがそれはわたしだけで彼は普通だった。

 

 

そしてまた急に

 

「もし別れたら僕、待ってるね。」と言われた。

 

「僕(わたしのことが)好きだよ。」とも言われた。しかも二回言われた。

 

でもまたその数分後には「(わたしのことなんて)いや好きになるわけないやん」と言われた。

 

 

 

微妙な告白すぎる!!!!!

 

 

 

 

わたしは19年の人生でこのような微妙な告白が多い。しかも決まって全く恋愛対象ではない人から。

 

 

小学生時代のわたしたちはとても可愛いお年頃だったので友達同士で「何人から告白された?」という話をよくしていた。プロフィール帳の恋愛欄にも人数を記入する空白があったくらいだ。

とても可愛い。

 

しかしその頃のわたしは

幼いながらに頭をひねらせていたのだ。

 

あれは告白だったのか?という微妙な告白があまりにも多すぎて。

 

 

でもまあ小学生の告白など本気でお付き合いするものではないし、今考えるとほぼ全て微妙なものかもしれない。

 

 

 

 

でもわたしは19歳!!大学一年生だ。

 

 

中学の1個上のナリヤンな先輩はもう結婚したり子供を産んだりしているのに、わたしは未だにそんな微妙な告白に悩まなければいけないのか。

 

もはやわたしのテンションはマントルにいた。

 

 

 

 

今日起きた一連の話を恋人にLINEで話してみたところ

 

「その時の(わたしの驚いた)顔見たかった!」

 

とあまりにも呑気すぎる返信が来た。

 

 

 

 

今、わたしのテンションはブラジルにいる。